魅惑の僕を求めて
外に出るととりあえず徒歩で山を降りないといけない


普段の生活でも外には滅多に行かないので、久々のシャバの空気は新鮮に感じた



いつもより足は軽く感じた



ちょっと町の方に行って、声を掛けて連れて来れば良いだけだからさっさとやろう


ヘマはしない



だって、あとあと面倒だからね


るんるんと森を下り終えると小さな小屋や民家が見えた


まだ、ここでは何もしない


ここには小さすぎる子供か、歳をとり過ぎた老人しかいない

もしも、居たとしてもそいつらはここを発展する為の貴重な存在になるだろう


まあ、ここで噂を流したり人を連れ去ったりするよりももう少し進んだ町の方が多くの人に知ってもらえるだろう


さて、ここで乗り物でも待とう





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