クールな彼と付き合っていくには。



「鳴瀬く…か、要…くん……」


その瞬間俯いていたなる…要くんがぱっと私を見た。


「そ、その…私がか…なめくんに飽きるとかないですから!

むしろ私のほうが飽きられるほうですし…



私だって今も要くんが…好きです」






ぎゅう…




ふわりと要くんのにおいに包まれる。



「…悪いけど俺のほうが好きだから」


そう耳もとで囁く要くんはさっきと違う

真剣な声でドキドキが増した。



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