この空の下でめぐり会う奇跡


すぐに美空を抱きしめ
やっと手に入れた喜びを噛み締めた。


「なんか 初恋のようで
ドキドキするんだけど」


「プッ」


笑いながらオレの腕から抜け出した美空。


「何笑ってんだよ!」


「初恋って・・・」


「そんな気持ちってことだよ!
それより来て!」


両手をおいでと広げると


「もうどこにも行かないでくれる?
もう絶対離さないって誓ってくれる?」


と 聞いてなかなか
腕の中に来ない。


「誓うよ!」


「ほんとにほんと?
じゃあ・・・」


じゃあと言ったものの
勢いよく飛び込んで来たものだから
オレはバランス崩してベットに倒れ込んだ。


それでも美空を離さなかった
約束だから・・・もう離さないって。


当然オレが下で美空が上。。。


「おいおい!美空
積極的ですねぇ~君は
オレを襲う気か?」


冗談で言ったのに美空は
自分の方からキスをしてきたのだ。


優しくしようと思っていたのに
急にスイッチが入ってしまって
すぐに美空を抱き寄せて
身体の向きを反対に。。。


そう美空が下でオレが上。














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