この空の下でめぐり会う奇跡
それから色々警察の事情説明などを受けて
美空の両親が東京から駆けつけるのを待った。
こんな夜中 新幹線も夜光バスもないから車で来るというので七時間はかかる。
それまでは一緒にいてやろうと
看護婦さんに申し出た。
だが美空はICUに入ってて
ずっと側には居られなかった。
「看護婦さん あの子大丈夫ですか?」
「命には別条ないと思われます
鎮痛剤を投与していますので
今は眠っておられます」
よかった。。。助かった。
美空の怪我は頭を縫うほどの大怪我と
手足の複雑骨折・あちらこちらに切り傷
全身打撲だった。
あの事故で生きてること事態がキセキだと
主治医の方が言ってたが
実際現場を見たオレは
ホントにそう思う。