この空の下でめぐり会う奇跡
結婚して間がないころの事
まどかの友人が結婚祝いにと遊びに来ていた。
「オレは仕事があるから
部屋にこもるけどいい?」
「いいよ
こっちこそごめんね
忙しいのに友達呼んじゃったりして」
「そんなこと気にすんなよ」
と リビングを出て
パソコンを置いてる部屋へと移動した。
もうこんな時間なのに飯とかまだかよ
7時を回ってるのにせめてお茶くらい・・・
いいか・・・たまにしか来ない友人だから。
なんて一人で言って一人で納得し
飲み物を取りに台所へ行く時だった。
「しかしあんたすごいね~
うまくやったじゃん!」
何?立ち止まって聞いていた。
「そんな言い方しないで」
「だってそうでしょう
コンドームに穴開けるなんて」
はぁ?