恋に恋した
只今教室に向かってるのですが…ものすごい目立ってます!
まあ、隣には美人さんでスタイル抜群の愛ちゃんがいるんだもん
それにくらべちゃチビで平凡な私…悲しい
「愛ちゃんが美人さんだからすごく目立ってる…」
「それはこっちのセリフよ!ばか美麗」
「ひ、ひどいよ」
「ぼーっとしてないで。着いたわよ」
教室のドアを開けて私たちは別れて、自分の名札があるところに向かう
「えーと、ここだ」
私の席は窓側一番後ろの席。ラッキー!
愛ちゃんは、と…教卓の真ん前かぁ。愛ちゃんってば帰ろうとしちゃってるよ
ガラガラッ ドアが開く。出てきたのは20代くらいの若い男の先生であろう人
「今日から1-Bの担任になる、海老名だ!とりあえず出席とるぞー!」