まだ、知らない夕景。
本を元の位置に返すことも
わすれ、足早に図書館を後にした。



ハァ。ハァ。ハァ。

なにがどーなってるんだろう。
夕也のまわりに。


たくさんのともだちがいて、
わたはそのなかの一人に過ぎなくて。

でもともだちとおもわれて嬉しくて、
でもこの胸の痛みは…
発作なわけで、

じゃあこの気持ちはなんなの
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