貴方といるために
今日もまた、私は体を売った。

ホテル街は静かな夜を

乱すように賑わっている。

振り返るとさっきのおじさんが

手を振ってくる。


‘‘バカじゃないの”


そう言い残してホテルを後にした。

もう電話がならないことを

心の底から神様にお願いをして。



神様、愛美こんなに頑張ってるよ。

助けてよ。
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