クール系女子の2度目の恋
…着よう。


もう仕方ない


着る資格なんて私にないけど…





目を通しただけの新品のワイシャツと


ネイビーのセーター、チェックのスカート、紺のブレザー、黒のスクールソックスに黒のローファーを履き、


鏡で整える


一応身だしなみを整える


着替えたと同時に


コンコン___


また静かにノックの音が響いた


「麗華様。朝食の準備が整いました。」


「はい。今行きます。」


鞄を、持ってドアを開けた


よかった。


凛さんが着替えてすぐノックしてくれたおかげでフラッシュバックせずに済んだ……


凛さんは制服姿の私をつま先から


頭まで見て少し微笑んだ






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