クール系女子の2度目の恋
窓に近づいてめいいっぱい開ける
スゥ───
気持ちが落ち着いていく
「大丈夫。落ち着いて、麗華。
こんなの慣れっこ。そうでしょ?」
落ち着かせようと自分で自分を慰める
それでもフラッシュバックは止まらない
「イヤ だ れ か 」
息が苦しくなってくる
ガタッ
ガタガタ
カツ
カツカツカツカツカツカツ
「え、お、おいあんた!ちょっと大丈夫!?」
大きな物音がすると思ったら
朝にいた、あの背の小さい男子がいた