クール系女子の2度目の恋
「なんだっけこれ!?!
えーーっとっ、、、、あ!あれだ!
過呼休!!」



…漢字が合ってない気もするけど


そんなの気にしてられるほど余裕ない



「ふ……ふく……ろ……………」



「え?袋?えとえっと」



鞄を漁る男子





「あーー!あったあった!
はい!どうぞ!」




数分が経って、やっと落ち着いていく




背中を擦ってくれていた手を払う



「………………袋ありがとうございました」



「え、あ、あぁ」


手を払われて不思議な顔をするチビ男子



「……なんであなたがここに?」



そう言って、苦しくて下を向いていた顔を上げた



2度も男子がこの教室に入ってくるなんて


ほんとう   ついてない



「え、あ、いや、あの/////」



私の顔を改めて見たこのチビ男子はなぜか顔を赤らめた…?



は?何私の顔見て赤くなってんの?この人



昨日からそうだけど、みんなして私を



バカにしてんの?



「何ですか。人が質問してるのに、顔赤くして。バカにしてます?」



苛ついた態度でそう言うと焦ったように


「あ、いや、バカにしてねーって!!
た、だ…その……////」



はぁ?


まだ顔赤いくせにバカにしてない?



「あ、そだ。ここにいる理由だよね」


つかこのチビ男子。



同じクラスだって気づいてないね



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