君と僕とで恋しなさい。





小さい頃はただ慕っていたんだけど

大きくなるにつれて


ただの親がだす比較対象になって




気分は最悪だった。



やたらとあの幼なじみもあたしには優しくないし。



だから、なんで義堂を連れてきたかなぁ?



「おー、初めまして義堂君
イケメンだねぇ」



絵里ちゃん。初対面でそんなこと言っちゃうのね



「いや、そんなことは...」




「謙遜なさんな。それじゃ今日からよろしくねー!」




「はい。給料弾んでくださいよ?」




「出来るだけねー」




と言い絵里ちゃんは出て行った。


なんだか、全く裏がみえない会話だった


てーか、



「帰れよっ晶」



「いや、俺ここに住むから」





爆弾があっけなく落とされた。





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