Words of farewell...


自分の存在がある場所にいたい

自分の部屋には、私の物がたくさんあるから安心する

ちゃんと私の居場所が残ってるんだって思える…


バシッ


部屋に向かおうとすると、突然腕を掴まれた



「待って!」



『えっ…』



「話さなきゃいけないことがあるの…」



『何?お母さん…』



私の腕を掴んだのは、お母さんだった



「千咲が今日帰ってきたのって…」



『外泊許可もらった』



「そう…」



まさか…



『それだけ?』



「あっいや…」



『なんかあるなら言って』

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