Words of farewell...

家族《砂千side》


キーンコーンカーンコーン



「砂千!帰ろ!」



『美織!帰ろっか!』



私は砂千


私は一般的な家庭に生まれた


笑顔が絶えない、暖かい家族だった

お父さんも優しいし、お母さんの料理も美味しいし

幸せだった


でも…

幸せなんて、そんなに長くは続かなかった…



「じゃーまた明日ね~!」



『また明日!』



私達の幸せは…崩れ落ちた…


こうして友達といるときが、今の私の一番の幸せ

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