Words of farewell...


「誰も私を大切にしてくれない…
誰も私を励ましてくれない…
お見舞いにも来てくれない…

そんな家族を大切なんて思ってるわけない!!」



こんなちさねぇ見たことない…



「病気になって…親孝行も出来なくなったし…お母さん達にとって、私は邪魔者だったかもしれない!
でも…それでも…一緒にいてほしかった…支えてほしかった…」



私の前で泣いたことのないちさねぇが泣いてる…



「私は…ただ…愛されたかった…前みたいに…」



『「「…」」』



ちさねぇの本音に、みんな何にも言えない



「病気になったら…愛を望んじゃダメなの?」



「千咲…」



「病気になったら…普通の家庭じゃなくなるの?」



「それは…」



「私のせいで…この家族が崩れたの?」

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