Words of farewell...
「千咲がバカなら俺はどうなるんだよ…俺、定期テスト380しかとれてないんだけど…
千咲学年top10だろ?」
『そうだけど…』
「top10をバカって言ったら残りの200人どうすんだよ」
そりゃそうか…
『砂千勉強教えてあげる ただし数学か理科ね』
私は根っからの理数系だ
文系は…うん…
「ほんとにっ?!」
『うん!』
それから砂千に勉強を教え終わると、空はオレンジに染まっていた
「みんなー 晩御飯できたわよ」
お母さんの言葉を合図に、みんなが席に着いた
『うわー!美味しそー!!』
子供のようにはしゃぐ私を見てみんなが頬を緩めている
『頂きます!』
「「「頂きます」」」
「召し上がれ!」