Words of farewell...
「体調悪いのバレたくなかったんでしょ?」
『うん…』
「でもここまで顔色悪いと、俺じゃなくても分かると思うよ」
そんなに悪いかな?
「体調どんな感じ?」
『身体が重いし怠い…』
「病院行こ?今から」
『嫌だ…』
「なんで?」
だって…
『今病院行ったら、一生学校に来れなくなる…ベッドに縛り付けられる生活なんて嫌』
「千咲…でも…それでも、俺は病院につれていく」
どうして?私の気持ちを分かってくれないの?
『私は…少しでも私らしい人生を送りたいの!少しでも、亮くんの隣にいたいの!!』