Words of farewell...


「そんなこと起こるわけ「ないって言い切れないでしょ?」



そう言ったちーちゃんの姿は、凄く儚かった



「いつ死ぬか分からない恐怖と戦いながら私は生きてるの」



そう言ったちーちゃんの身体は、急に力を失い、床に打ち付けられたように、倒れた

みんな急に起きた出来事に頭がついていかず、アタフタしている



「千咲っ!!」



「救急車呼べっ!今すぐだ!!
木村は保険医の先生呼んできてくれ!」



えっ私?!



『はっはい!』



私は教室を飛び出し、保健室まで走った

ガラガラ



『せんせっ!!』



「あら、そんなに慌てどうしたの?」



『ちーちゃんが大変なんです!』



「ちーちゃんって誰?」

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