Words of farewell...


身体が重い…


息苦しい…


寒い…


走っているうちに、身体が冷え切ってしまった

病院に近づくにつれ、身体が思うように動かなくなってくる


そしてなんとか病院に行き、病室がある階に辿り着いたものの、 意識が朦朧としてきた



「ちさちゃん?」



誰?
振り返ってみると…



『先…生…?ゴホッハァハァゴホッヒューヒュー コホッ』



先生を見て安心して気を抜いたと同時に喘息の発作が出て、その場に座りこんでしまった



「大丈夫だよ ゆっくり呼吸しようね」



そう言いながら、私の脈を測ったり、熱を測ったりと、色々なことをしている



『スーゴホッコホッスーハーゴホッゴホッ』

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