Words of farewell...


「それでな、その呼び名があったからか知らないが
“後藤がホテルに入って行くところを見た”
と言っている生徒がいてな」



はぁ?!

だから私処女だって!!



『それ私じゃないです』



「だがな…あの呼び名がある以上、理事長が後藤を退学にしかねない」



あぁ…そんなことか



『良いですよ 退学になっても』



「なに言って『ところで、何故夏川君が呼ばれたんですか?』



「あぁ…お前ら付き合ってるんだろ?先生達の中でも、美男美女って有名な話だからな」



『もう…付き合ってません』



「あっ…そうか…」



「大丈夫です 誰にも言いませんから」



「そうしてくれると助かる」

< 9 / 300 >

この作品をシェア

pagetop