Words of farewell...
「千咲!!」
なぜか慌てている亮くん
『どうしたの?なんかあった?』
ギュッ
「いなくなったかと思った…」
弱々しいその声…
そして抱き締めてきた亮くんの腕は、心なしか震えている気がした…
いてもたってもいられず、私も亮くんを抱き締め返した
『大丈夫だよ…もう…離れないから…』
「本当に?」
『うん…本当に…』
「良かった…朝起きたらいなくてめっちゃ焦った…」
『ごめんね…ご飯食べてて』
「俺カッコ悪いね…」
『そんなことない!』
「ありがと 今日一緒に学校行こ
準備してくるから待ってて」
『うん!』
亮くんは15分位で準備を終えた