私-前編-
忍び寄る悪
私は日曜以外は毎日休む事なく毎日仕事ばかりしていた。
出勤前の昼間…ーー
部屋の掃除をしていて、ふと携帯を見ると着信とメールが入っていた―…
兄からは相変わらず毎日着信があったが、ここまで出なかったら、きっと怒っているだろう。
今更出れなくなっていた―‥
母とナツからは毎日メールが入っていた…
そして…
アキからの着信はなかった―…
マユとうまくいっているんだろう…
どうして忘れたいのに私の中から消えてくれないんだろう…
付き合った期間だって長くなかったのに…
貴方の言葉が頭から離れない―…