私-前編-


泉さんに腕を掴まれた―…

私は驚いて泉さんを見た―…




…―泣いてる…?


泣きたいのはこっちだよ…。


私には訳わからなかった。


『泉…さん?』


「悪かった!!」

泉さん床に頭をつけて謝ってきた―…




状況がいまいちわからなくて黙っていると、泉さんは話出した。



泉さんはバツ1で、中1の娘がいるらしい。


別れてからは一切会っていなくて、今まで色んなキャバクラの女の子達とヤッてきたらしい。



今日もそんな感じだったが、私が13歳と聞いて、我に返ったらしい。



私は何も言わず聞いていた―…


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