私-前編-
「で?実際亜美は再会してどうなん?」
『どうって…
別に…アキ‥
じゃなくて高原だって人違いって言ってたし…
関係ないよ!』
私は早口で言うとおかずの唐揚げを口に放り込んだ。
「そうなん?
でも高原格好良いやん!!
モテそう!」
確かに背は165センチ程あって、髪は茶髪でサラサラ―
『どうでもいいよ。』
胸がモヤモヤしたが
揚げ物が多いお弁当のせいにして私はお弁当箱を片付けた。
それから少しナツとくだらない話をして私達は教室へ戻った―…
私の教室の前には周りをキョロキョロしている兄が居た―
『あっ!!兄ちゃ……』
「ケン君!久しぶり〜!」
兄に後ろから笑顔で飛び付いているのは
アキだ―…
「おぅ!久しぶりやんけー!
噂でアキが転校してきたって聞いたから。
…てか亜美と同じクラスやんけ!」
「みたいです…」
はぁ?!
私の時は完全否定したクセに…
何なの??
私は静かにその場を離れた。
『どうって…
別に…アキ‥
じゃなくて高原だって人違いって言ってたし…
関係ないよ!』
私は早口で言うとおかずの唐揚げを口に放り込んだ。
「そうなん?
でも高原格好良いやん!!
モテそう!」
確かに背は165センチ程あって、髪は茶髪でサラサラ―
『どうでもいいよ。』
胸がモヤモヤしたが
揚げ物が多いお弁当のせいにして私はお弁当箱を片付けた。
それから少しナツとくだらない話をして私達は教室へ戻った―…
私の教室の前には周りをキョロキョロしている兄が居た―
『あっ!!兄ちゃ……』
「ケン君!久しぶり〜!」
兄に後ろから笑顔で飛び付いているのは
アキだ―…
「おぅ!久しぶりやんけー!
噂でアキが転校してきたって聞いたから。
…てか亜美と同じクラスやんけ!」
「みたいです…」
はぁ?!
私の時は完全否定したクセに…
何なの??
私は静かにその場を離れた。