私-前編-
しばらくすると私の携帯が鳴った―…


見ると美優からだった―…



私は出るか迷った―…


このまま出ずにお店から飛んでしまいたい―…


私のズルイ考えが頭をよぎった…


…―でも……出来ない…



出来るはずがない。



そんな事を考えてるうちに電話は切れた―…



寮に帰ってから美優に話そう…。



アキは「ええんか?」と言ったが私は今はアキとの時間を大切にしたかった―‥


私が寮に戻ると言ったら、アキは本当に呆れて帰ると思ったから…―


せめて朝まで………



夢を見させて下さい―…



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