私-前編-
私は結局6時間目が終わってから教室に戻った―…



そしてナツと最近のドラマの話等しながら帰った。



『じゃあね!また明日』


「うん!たまには早くこいよ〜」


『アハハ…じゃ〜ね!』


ナツと別れた私は一人いつもの小さな公園の前の道を歩きながら帰宅していた―…




「…い…オイ!!亜美!!」


公園から声がする…



恐い……



「亜美?‥‥アキやって!」

はぁ!?

『…………何?』


「少し話せへん?」

アキは笑顔でそう言った。


『……ちょっとだけなら‥』


何言ってんだろ私…



アキは再び笑顔を見せると公園のベンチに座った―…

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