私-前編-
兄は荷物を私の部屋まで運んでくれた。
私はナツに電話をかけた―…
「もしもし?」
『亜美やけど…
ナツごめん。…今帰って来てん。』
「うん!…おかえり!」
ナツは絶対に怒ってるか、呆れてると思っていたのに…
ナツもアキに言われたと言っていた。
“亜美の親友は吉田だけやから、何があっても見捨てんといたって―…”
アキ…………
どーして!?
私はナツに電話をかけた―…
「もしもし?」
『亜美やけど…
ナツごめん。…今帰って来てん。』
「うん!…おかえり!」
ナツは絶対に怒ってるか、呆れてると思っていたのに…
ナツもアキに言われたと言っていた。
“亜美の親友は吉田だけやから、何があっても見捨てんといたって―…”
アキ…………
どーして!?