私-前編-
不安-side ナツ-
亜美が帰った後うちは一人考えていた―…
どうしよう…
うちのお腹に赤ちゃんがいる…
誰の子?
あの時の―…
うちは思いっきり頭を横に振った。
ケン君の子に決まってる!!
だけど100%じゃない。
恐い‥恐いよ…
♪♪♪―…
この音はケン君からメールだ。
“久々に女同士語ったかぁ?
俺はアキと寂しくゲーマーやったわ(≧m≦;)
やっぱりナツが隣に居な嫌やわ(/_\;)”
ケン君…
うちもやで…
ずっとケン君の隣に居たいよ…
でも……
本当に汚れちゃった―…
色々考えてると吐き気に襲われた。
吐いては亜美からのメールを返した。
亜美には心配かけられない…
本当にどうしよう…―