私-前編-
ナツは結局ケンにはまだ言う事が出来なかった―…



そして2人になると、自然に体を求められるかもしれないので、4人で居る事が多くなった。



また兄だけ知らない…


私は複雑だった―…





そしてこの日も夜遅くまで4人で遊んでいた。



そして私達は別れて私は兄と2人で家へ向かった―…



「なぁ?ナツの事で隠してる事あるやろ?」

兄がいきなり言った。


『えっ?』



「もう俺だけ何も知らんとか嫌やし」


『………』



「俺ってそんな頼りないんかなぁ…」


兄が空を見ながらポツリと言った―…



私はたまらなくなって先に走って家に帰った―…




私は部屋に行き、ナツに電話をかけた。


プルルルル―…


出ない……


お風呂だろうか…



そして私はリビングでママとご飯を食べて、お風呂に入った…。




色々考えてると、つい長湯をしてしまった。


私がお風呂から出ると兄は帰ってきていたみたいだ。



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