私-前編-
私とアキはゴールデンウィークどこ行くかを話しながらお弁当を食べて、教室へと戻った―…




ザワザワ…―





えっ?…―――――







ナツ………??








遠くからアヤと仲良さそうに歩いてくるナツを見かけた―――…



少し足をひきずりながら…



近づいてきて…


目が合った―…







フッ―…






逸らされた…――





私は泣きそうなのを我慢してユイのところへ向かった‥




『ユイ!!ナツが…』


私は少し興奮気味にユイに言った。


「あ〜なんか今日から少しずつ登校するからよろしくってナツのおばちゃんから昨日電話あったわ。
なんか記憶があんまないらしいなぁ」




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