私-前編-
待ち合わせ場所に行くと、相手は既に着いていた…
20代に見える程若くて、整った顔立ち…
こんな人がなんで援交なんて…と一瞬思ったが、どうでも良かった。
“こんちわ”
愛想よく言う相手の顔を見ずにうちは助手席に乗った…――
むかった先はラブホテル…―
受け付けを済まし、部屋へと入った。
「何で援交なんてしてるん?」
うちは何となく聞いてみた。
“割り切れるやん。”
彼は悲しそうな顔をして言った。
そうなんや…
そして彼はディープキスをしてきて、服を捲り、激しく胸を揉んできた…――
キモチワルイ…――
早くおわれと思いながらも必死で感じたフリをした。
ねちこいHも何とか終わるとうちは送ってもらった。
車から降りる時に彼にお金をもらった。
私は無言で受け取ると車を降りた…――