私-前編-
「はぁ?!おまえ何やっとん!!」



『いやいや。ナツやし。』


「ちゃうやろが!おまえ何で止めへんねん!!」




はぁ?


私はその一言にかなりむかついた。



『何で??
おかしいやん!
おにーはナツの為に何かした?!
亜美は突き放されてもナツを見守ってたつもりや!
何もしてへんおにーに言われたくない!
女遊びばっかりして!
きもいわ。』



兄は何も言えなくなったのか部屋を出て行った。




マジなんなんよ…



私だって…



やめさせたいよ…




だけど…










もうどうしたらいいかわかんないよ…
< 229 / 345 >

この作品をシェア

pagetop