私-前編-
近くの小さな公園につくと、アキはなぜか怒っていた。

私は文句を言うアキを無視し、アキに言った。

『何やってん?』


「ふぇ?だってお前が悪いねんぞ。
俺の事なんてほったらかしやんけ」



アキはわかってくれてると勝手に思い込んでいた…―



でも……



シンナーに逃げるなんて……




『あたしが放ったらかしにしてたから他の女とすんねや!』



「あれは〜ちゃうやん!やってない」


アキは笑いながら言うと私を押し倒した…――


『やめ…っっ…――』


抵抗する私を無視してアキは無理矢理してきた…――



こんなのアキじゃない…――


シンナーの臭いで気分が悪くなった私は力を緩めると行為が終わるのを目を閉じて待った…




目を開けてアキを見ると流れる涙を我慢できなくなりそうだから…




アキは行為が終わるとどこかへ行ってしまった。



私は乱れた服を直して帰ろうとした…―




するとアキが戻ってきた。





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