私-前編-
「もう泣くな。
俺はもう亜美の涙拭いてやる事できへん」
……最悪…――
『イヤや…
別れたくなんかない…』
私の自己中さには自分でも呆れる……
「俺は亜美の事幸せにはできへんわ」
『…なんでよ…』
「信用がなくなったら終わりや。」
『じゃあこれから信用してもらうように頑張ってや…』
「俺が頑張っても、いつか思い出すやろ。
…とりあえず…距離おこう…」
『いやや…亜美の事キライ?』
「亜美の事はほんまに好きや。
好きすぎて辛い時がある。
遠くから見守るわ。」
私は後悔した…
素直にならなかった事。
相手を思いやらず自分勝手だった事。
アキを信じなかった事…――
簡単に“疲れた”なんて言った事を……
俺はもう亜美の涙拭いてやる事できへん」
……最悪…――
『イヤや…
別れたくなんかない…』
私の自己中さには自分でも呆れる……
「俺は亜美の事幸せにはできへんわ」
『…なんでよ…』
「信用がなくなったら終わりや。」
『じゃあこれから信用してもらうように頑張ってや…』
「俺が頑張っても、いつか思い出すやろ。
…とりあえず…距離おこう…」
『いやや…亜美の事キライ?』
「亜美の事はほんまに好きや。
好きすぎて辛い時がある。
遠くから見守るわ。」
私は後悔した…
素直にならなかった事。
相手を思いやらず自分勝手だった事。
アキを信じなかった事…――
簡単に“疲れた”なんて言った事を……