私-前編-

ドンッ…――

目の前から千里が消えた。


『何やってん?』

やばっ。


亜美…見…られたよな?

「ちゅ〜してたぁ」


とりあえずおちゃらけてみた。


ラリってたのがフッ飛んで一気に素に戻った。



亜美は俺を引っ張って外へ連れ出した。




『何やってん?』


「お前が悪いねんぞ相手してくれへんから」

あぁ…


亜美のせいにしてしまった…





俺は自己嫌悪になりその場で無理矢理亜美を抱いた―…





亜美は最初は抵抗したがすぐに抵抗するのをやめた




何で抵抗しないんだよ…






俺は何も言わずにその場を離れた。








< 258 / 345 >

この作品をシェア

pagetop