私-前編-
私はナツと兄にアキと距離を置いた事を話した…――





シンナーの事を除いて…







そこは酒飲んで酔ってたと嘘をついた……





兄は怒っていたが、私は何も言わないでとキツク言った。




兄に言われたからヨリ戻す事になっても、それは義務みたいで嫌だった。





『兄ちゃんとナツは気にしんとラブラブで頑張ってや!!』


私は精一杯の笑顔を作り、二人に言った。



「………」


ナツは困った顔をしていた。



『大丈夫!あたしは強い女になるから』




「辛かったらいつでも何でも言うてや?
また知らん間にどっか行くとかナシやで?」



『ナツありがとう。
大丈夫!どこにも行けへんから!』







私は強くなるよ…















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