私-前編-
それから少しするとナツは飲み物を買いに行くと行ってなぜか外へ行った。
自販機なら近くにもあるのに…
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外へ出たナツは兄に電話をかけた。
プルルルル…――♪
「はい?」
「あっ!ケン君。
あんな病院戻ってきても亜美には何も言わんといて…うちが話すから…」
「あいつ妊娠してんやろ?
それなら話す事ありまくりやねんけど。」
「いいから!!亜美にはうちみたいなってほしくないねん!
わかった?じゃあね」
「…はい」
兄はナツの勢いに負けた。
そしてナツは近くの自販機でジュースを買うと亜美の元へと戻った。
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「亜美!はいよ。」
ナツは亜美にジュースを渡した。
『ナツ〜ジュースならここにも売ってるで〜?』
「ここのあんま冷えてないからッッ」
『そ…そーなん?』
そんな事を話していると兄が戻ってきた。
どうしよう…
何て言おう…