私-前編-
                        

最後まで制服が入って良かったな。




私は早起きして、昔のように朝シャンをして気合いのメイクをした。




ナツが迎えに来ると、私達は学校へむかった。
                        

そして卒業式――……


長い校長先生の話も今日で最後かと思うと切なくなった。



そして卒業証書授与…―


次々と渡されていく…


そして…


                        
“渡辺亜美”


『はいっ』


私はゆっくりと校長先生の元へ向かった。


証書を受け取り礼をした。
< 335 / 345 >

この作品をシェア

pagetop