私-前編-
兄とアキが私を見る―‥
「なっちゃんは?」
兄が不思議な顔をしている。
『いや〜…あのぉ…えぇ〜っと…』
私は何から話出して良いのか迷っていた―
「喧嘩でもしたんか?」
兄が心配そうに言う―…
『ぢゃなくて……えっと‥その…す…好きな人…とか居る‥?』
兄は、はぁ?と言う感じ。
「おいおい〜お前兄の居る前で告白かぁ〜??」
兄は私がアキに告白すると勘違いしていた―…
『ちっ…違うし!!兄ちゃんに聞いてるんやん!!!』
私は赤面しながら必死で否定した。
「はっ!?
じゃあアキの前でお前実の兄に告白か!?」
兄は驚きながら言う。
どんだけ鈍感なんだろう…
「吉田がケン君の事好きなんじゃないん?」
アキがそう言うと煙草の煙をはきだした。
アキ…さすが…
「はぁぁ〜!?
…マジ‥で?」
兄は口をポカンと開けて素で驚いていた―…
と同時に顔は耳まで真っ赤だった―…
『えっ…まさか‥兄ちゃん‥?』
コクン―…
兄は赤面したまま頷いた
そうだったんだ!?―…
あんだけ告白されても付き合わなかったのはナツの事が好きだったから……?!
『……い‥いつから?』
「お前が初めて家に連れて来た時かな……何かふと寂しい顔する時があって…それから気になり出したって感じ‥かな…」
兄が照れながらも話してくれた―‥
実は遊んでそうな兄がここまで真剣に想ってたのには驚いた―…
「なっちゃんは?」
兄が不思議な顔をしている。
『いや〜…あのぉ…えぇ〜っと…』
私は何から話出して良いのか迷っていた―
「喧嘩でもしたんか?」
兄が心配そうに言う―…
『ぢゃなくて……えっと‥その…す…好きな人…とか居る‥?』
兄は、はぁ?と言う感じ。
「おいおい〜お前兄の居る前で告白かぁ〜??」
兄は私がアキに告白すると勘違いしていた―…
『ちっ…違うし!!兄ちゃんに聞いてるんやん!!!』
私は赤面しながら必死で否定した。
「はっ!?
じゃあアキの前でお前実の兄に告白か!?」
兄は驚きながら言う。
どんだけ鈍感なんだろう…
「吉田がケン君の事好きなんじゃないん?」
アキがそう言うと煙草の煙をはきだした。
アキ…さすが…
「はぁぁ〜!?
…マジ‥で?」
兄は口をポカンと開けて素で驚いていた―…
と同時に顔は耳まで真っ赤だった―…
『えっ…まさか‥兄ちゃん‥?』
コクン―…
兄は赤面したまま頷いた
そうだったんだ!?―…
あんだけ告白されても付き合わなかったのはナツの事が好きだったから……?!
『……い‥いつから?』
「お前が初めて家に連れて来た時かな……何かふと寂しい顔する時があって…それから気になり出したって感じ‥かな…」
兄が照れながらも話してくれた―‥
実は遊んでそうな兄がここまで真剣に想ってたのには驚いた―…