私-前編-
私達はデートに向けて夢中で服を選んだ―…
ナツはスカートが気に入ったみたいで5着も買っていた。
ナツは母と父から結構おこづかいをもらっていた―…
と言うより何でもお金で済まされる…と言う感じだった。
買い物を済ませた私達は日曜の話をしながら帰宅していた―…
『じゃあまた明日!』
私の家の近くで、私はナツとバイバイしようとした―…
「待って!!…はい!コレ‥」
そう言ってナツはプーさんの携帯ストラップを差し出した‥
『ん?兄ちゃんに渡したらいいん??』
「違うし!亜美とお揃いにしたいねん!」
そう言うと、ナツはポケットからもう一つ同じストラップを取り出した。
『マジで!?ありがとー!』
嬉しかった―…
「じゃあまたね!!」
『うん!ありがと!』