乱舞
今日も、隣の街のショッピングセンターへ。
「小夏ぅぅぅぅ。まだ買うのー」
えあれから6軒も周ってあたしの腕がちぎれそう。
「じゃ、ベンチで座って待ってて。くれぐれも、問題を起こさないでね」
小夏はさっさとお店の中へ入っていった。
あいつは!あたしを荷物持ちさせるために連れてきたんだな。
あー、手がいてぇじゃないのよ~。
プラプラと手をふってると近づいてくるギャル男軍団。
「お嬢さーん、お一人ですかー?」
「俺らと遊ばなーい?」
次々に話しかけてくるギャル男軍団。
あたしは、それを完全なシカトをしていると
「お嬢さん。俺らが優しく言ってる間に答えたほうが見のためだよ」
にやりと笑うそいつら。