乱舞



そうだ。ここにいるのは、乱舞が大好きなメンバーなんだ。

「さーか、さん?」

心配そうなあずの瞳に写るあたし。

「大丈夫。あたしらは、乱舞が大好きだから」

ニッコリと笑うとどこか安心したあず。

「あたしも、別れます!!」

「うちも!!」

「私ら、乱舞が大好きっす!!」

いろんなところから、声が上がる。


でも、憂鬱そうな顔をした1人をあたしはみつけたんだ。

深刻そうな、顔をした女の子を。

< 33 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop