乱舞

別れ




そっと、近づく。

「奈美?」

あたしの声に、ハッと顔を上げる。

「さーかさん...」

「どーした?」

言おうか言うまいかと迷ってる奈美。

奈美は、たしかマドカの特攻隊の一員だったよね。

「大丈夫。大丈夫。あたしらは、味方だよ」

えっ?とした顔とともに
「なーに、深刻そうな顔してんの??」
「奈美、話してみな?」

小夏とマドカが現れた。

「小夏さん、マドカさん」

あたしら3人と奈美は幹部部屋に移動して話を聞く。


「うち...」

そして、おもむろに口を開いた。
< 34 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop