乱舞
別れ
そっと、近づく。
「奈美?」
あたしの声に、ハッと顔を上げる。
「さーかさん...」
「どーした?」
言おうか言うまいかと迷ってる奈美。
奈美は、たしかマドカの特攻隊の一員だったよね。
「大丈夫。大丈夫。あたしらは、味方だよ」
えっ?とした顔とともに
「なーに、深刻そうな顔してんの??」
「奈美、話してみな?」
小夏とマドカが現れた。
「小夏さん、マドカさん」
あたしら3人と奈美は幹部部屋に移動して話を聞く。
「うち...」
そして、おもむろに口を開いた。