西ノ宮が嫌いだ

「じゃ、家こっちだから。気ィ付けろよ~、家帰ったらLINEだからな~」

「うん!」

「絶対なぁーーー‼また、遊びに行こーな~‼」

「じゃあね~」


「は、るー。さ、、、い……なー。とう…、そっ こうかー」



ゆうちゃんのこえは届かなかった

私は手を振った。そして家路を歩き出した



帰る途中にコンビニにがある
私はコンビニに入った。

ゆうちゃんとりっちゃんが好きという雑誌を立ち読みしていた


ピーポー、ピーポー……

救急車の音がした。

それからおばさん達の声が聞こえてきた

「そういえばさっき、少し離れたところの交差点で事故あったらしいわよー「お祭り帰りの女の子とかー……」


嫌な予感がした。
あの交差点は車通りも、人通りもいいはず……。浴衣の女の子なんて私たち以外にもたくさんいた。
はずなのに

どうしてゆうちゃんの顔が浮かぶの?


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