向日葵の花が咲いた
毎日ワタル君の周りについていた。

そこで分かったこと、ワタル君には付き合いたての彼女がいたということだ。


「リナ!!」

彼女の名はリナ。
メガネっ子だ。

それを見ていた幽霊は…
「許せん」

嫉妬心に狂い始めていた。

「何なのよ、あのメガネ!!ただ、若いだけよ。
 肌のピチピチ感、その初々しさ、キャピキャピ感、
 今だけよ」

負け惜しみ過ぎる幽霊ひまわり。

「おばけの特権を使ってやる」

おばけの特権…それは……


「呪いです」

暗い部屋、顔の下からライトを当ててあえて恐く言う。
本物のおばけは迫力ありです。
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