トライアングル~番外編~
「直、お待たせ!」


「鈴、おかえり」



満面の笑みの直が、私を引き寄せた。



「どーしたの?」


「会いたかった」


「鈴もだよ」



しばらく抱き締め合って…



それから手を繋いで歩き出した。



歩きながら、大学の話とlunchの話をして
気が付いたら、マンションに着いていた。



「何時からご飯行くんだっけ?」


「7時予約だって」


「じゃあ、時間あるな」


「え?時間?」




ニヤっとした直に、手を引っ張られて…


直のベットで押し倒されていた。









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