愛しのヒーロー
終わらない
「んぐっ!ブフッ!」

「あんた、マジ調子のんなよ?
紳君がかまってくれるからってよ!」ガン!

蹴られるなんて…慣れてる。


「君たちー。俺の亜子いじめないで
くんない?w」

「紳君…」

「紳?…何で」


「俺だよ?亜子の居る所なんて
わかるよww」


私はホッとした。でも、迷惑かけてる…。


「チッ、またねぇ、山寺さ~ん☆」

彼女たちは風のように去っていった。


「大丈夫?」

「うん。ありがとう。」

「あたり前の事しただけw」

2人で笑った。
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