あの日、僕らは ~過去に置いてきた忘れ物~
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ピリリリリリリピリリガシャ

「もーうっさい」

はじめまして。神崎沙良Kanzaki Saraです。今の時間はえーっと.......8時5分です☆

............えっ?8時5分?...............


「やっばー」


はい。今日は高校の入学式です。はい。見事に忘れてました☆

えっと、新しい制服に着替えて、髪の毛くくっピンポーン


.........は?

「那琉来たわよー」


はあぁーーーーーー?

もー髪の毛歩きながらくくろー

「今行くー」

バタバタと階段を降りた。


「いってきまーす☆」


ガシャ


「沙良おせーよ。しかも、髪ぼっっさぼさ(笑)」

「うっさい。寝坊したからしょうがないじゃん」

「ってかさー入学式の日にさー寝坊するー?普通」

「もーうっさい」

こいつは、沢村那琉Sawamura Naru。私の幼馴染み。基本的になんでもできる。そしてかなり顔が整っている。

「ねーさっちゃん。誰にそんな口聞いてるのかな?ん?さっちゃんを待っててあげたのは、紛れもなく、俺だよね?ん?(黒笑)」

あと、ドS。でもそんなの私には通用しなくて、

「ん?なぁに?なーくん?別に待つのが嫌なら先に行ったらいいのに。さっ私のことなんか気にしなくていいんで。さあどうぞどうぞ。先に独りで行ってください」

「えっっっ、ちょっっっ、独りは「ん?どうしたの?なーくん?さぁ早く独りで......「ごめんなさい。沙良さま。」

「わかればよろしい。」
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