お前は俺の専属メイド【完】




「マリア…」





そうマリアの名前をつぶやいた




「なに?」







「わっうゎ!」




いつの間にかマリアは俺の正面に立っていた


「ビックリさせるなよ…」




「で?呼んだ?」





マリアは上目遣いで俺を見てくる



「えっ?!いやっ別に…」






「そう?
教室に戻ってきてから何だか様子が変だよ?熱でもあるの?」



そう言うとマリアは俺の額に手を当ててきた




「んー、熱はないみたいだけど…」




「ちょっ///おまっ…」




「やっぱり、熱があるのかな?
顔が赤いよ?」



こいつ無自覚なのか?


それとも俺をイジメて楽しんでるのか?




< 126 / 177 >

この作品をシェア

pagetop