お前は俺の専属メイド【完】
「三澤…
君って意外にいい人だね笑」
「なんだよ!意外にって‼︎
ほらっ!淹れたぞ。早く持ってけ」
お盆に乗せた二つのコーヒーを運ぶ
「お待たせしました。コーヒー二つですね」
コトンと音を立てる
「ありがとう悠くん」
「いえ…仕事ですから」
いやー、ホントカッコイイな
ディバルバさん…
こんなに優しそうななのにFBIだなんて
金髪だし、マリアと同じ碧眼だし
この人が俺の義理父さんとなる人なのか…
優しそうな…
「悠くん、今ディバルバのこと、優しそうとか思ったでしょ笑」
「えっ…?!」
「その顔は図星ねww
でも残念、彼、あぁ見えても怒ると鬼のように怖いのよ笑
でも安心して、多分悠くんには怒らないわ」
俺の耳元で撫子さんは笑いながら教えてくれた